智町は、福岡県の中部から北東よりに位置し、福岡市中心部から車で1時間半ほどの位置にあります。

人口は約2万3千人、面積は42.04平方キロメートル。
標高901メートルの秀麗な福智山がそびえ、その山頂一帯は北九州国定公園に指定されています。

福智山山頂からの眺め

yori-tokoで愛用している上野焼

高さ25メートルの滝が小渓谷をなす上野峡の近くには
400年以上の伝統を誇る国指定伝統的工芸品「上野焼(あがのやき)」の窯元が点在し、陶芸の里となっています。

明治時代、福智町は石炭の採掘で栄えました。
石炭輸送では金田地域が川船や鉄道の要所となり、方城地域では三菱方城炭鉱、赤池地域では明治鉱業赤池鉱業所が稼働し、それぞれの地域で商店街が形成され、炭鉱景気に沸きました。

しかし、昭和40年代後半から、エネルギー源が石炭から石油へと転換したエネルギー革命により、炭鉱は閉山しました。人口の半数以上が町から出て、多くの失業者と鉱害地が残り、旧赤池町・金田町・方城町は財政再建(準用)団体となったため、財政基盤の建て直しに努めました。

平成18年3月6日に旧赤池町・金田町・方城町が合併して「福智町」が誕生しました。

福智町では、歴史や伝統工芸品に触れたり、福智山や田畑の四季折々の風景を眺めたり、穏やかな時間を過ごすことができます。